向島幸せます健康くらぶ（社会福祉法人 蓬莱会）

　地域ケア会議にて買物困難高齢者への生活支援と介護予防支援の必要性について話し合われ、防府市高齢福祉課が地域と社会福祉法人、介護事業者、民間スーパーを繋いでスタートしました。

　その中で、蓬莱会は行き帰り・スーパーへの移動の送迎バス、コロナ禍になり公民館利用が制限された為、サロン開催場所として交流ホームを提供しています。

【取組による主な成果】

　参加者は毎回楽しみにされており、コロナ禍で人との繋がりが希薄となる中、貴重な時間と場所であると感謝の気持ちを頂いています。70歳代～90歳代の参加者とその下の世代（民生委員など）のお手伝いの方々との、世代を超えて良いコミュニケーションの場となっています。

　また、蓬莱会やその運営施設は、地域の拠点・災害避難所として、当法人職員は地域活動の若手参加者として多くの地域の方々に必要として頂けるようになってきています。

【今後の課題・展望】

①現状、月２回の開催頻度が適当かどうかの検証が必要となって　います。

②スタートして何年も経ちますが、地域男性の参加がありません。男性にも魅力ある内容にしていくのかの検討も必要です。

③向島には保育園や小学校がありますが、子供たちとの連携もしたいと思っています。

④蓬莱会としては一部の職員のみ関わり、他の職員やご利用者のかかわりが薄いのが課題と言えます。

【法人紹介】

　蓬莱会は防府市南部にある向島にて2001年4月にゆうあいを開設し、その後市内にて8つの障害児・障害者福祉サービスを運営しています。

　蓬莱会の由来は、江戸時代に向島を蓬莱島と呼び、逢いに来るところという意味があるそうです。ここ蓬莱会もご家族や地域の方々が逢いに来る場所であることを願って蓬莱会と名付けられました。蓬莱会は、約100名の職員と約150名のご利用者が日々楽しく穏やかに生活しながら、皆様が逢いに来るのをお待ちしております。