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地域における公益的な取組推進事業報告会を開催しました。

2017.12.18

 12月5日(火)にホテルかめ福にて、108名の方々に参加いただき、「地域における公益的な取組推進事業報告会」を開催しました。

 最初に内田会長の挨拶の後、「社会福祉法人が行う地域貢献活動のキャッチフレーズ表彰式」を行いました。以前ホームページでもキャッチフレーズ募集の結果をお知らせしておりましたが、この日、最優秀賞を受賞された土井健一様と、優秀賞を受賞された下田和也様に、内田会長から表彰状と記念品を贈呈されました。受賞されたお二方、おめでとうございました。

  基調講演では、「社会福祉法人における地域公益活動の意義と目的、複数法人連携への期待」について、社会福祉法人東京聖労院の理事長で、ルーテル学院大学の名誉教授でもあられる、和田敏明先生より講演をしていただきました。地域課題の捉え方や地域公益活動を進めるための法人のあり方等、幅広い内容を丁寧に講義していただきました。

 続いて、実践報告では、「市単位での複数法人連携の取組実践(モデル地区の取組実践)」について、引き続き和田先生にコーディネーターをお願いし、モデル地区の中でも既に社会福祉法人地域公益活動推進協議会を設立している長門市の協議会事務局である岡田泰彦様と下関市の協議会会長である黒木雅裕様から報告をしていただきました。協議会立ち上げまでのプロセスや取組内容等お話いただき、会場内からもたくさんの質問が出ていました。

 基調講演及び実践報告でコーディネーターをしていただいた和田先生、実践報告をしていただいた岡田様、黒木様、ご多用の中ありがとうございました。
 ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

 

-参加者の声-※アンケートより抜粋
・社会貢献活動に対し、法人職員の共通認識と地域の理解が大切な事がよく分かった。
・経験や具体例を交えて講演いただき、今後の取組について参考になりました。見える化や発信も大事だと思いました。
・他法人と協力して何事も前進していけたらいいと思った。
・社会福祉法人の責務として他の職員にも意識付けをしていく必要があると感じました。
・社会福祉法人は国民からどう見えているか、意識調査の結果を資料に入れていただき、地域公益活動を行う意義を理解しやすかった。
・現在の国全体としての社会福祉施策の動向と考え方が、とても分かりやすかった。また、実際に行われている複数法人による取組事例を聞くことができたことは、今後の自法人での取組を検討するうえでの参考となった。
・複数法人連携について当地域でも実施できればと思います。
・まずはそれぞれの法人がイメージを共有することが大切だと感じた。
・地域の広さがそれぞれあるので、取組にあった組織体制が必要である。
・協議会の成り立ちから活動内容の事例まで、どのようなプロセスで行われたかが参考になりました。

 

 

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